「ピアノ音楽パズル 」開発記紹介

はじめに

このアプリはリアルタイムシュミレーションではありませんが、chair houseさんの音楽を使った音楽パズルの第2弾ということで開発したアプリです。前作が流通していないのでchair houseさんには申し訳ないと思っていましたが、新しい画面デザインアセットを入手しましたのでこれを活用してよりシンプルで見た目が美しい音楽パズルを創りました。その内容についてここで説明させて頂きます。

ピアノ音楽パズル

 

前作の流通分析

前作の「脱出ゲーム – “見知らぬ宇宙艇” 音楽キュービッックパズル鍵を解け 」 は最初は少し流通したのですが残念ながら現時点ではあまり流通していません。広告ゼロですけど。

その理由として、音楽ジグソーパズルを創ったのですが、迷路脱出ゲーム要素も組み合わせたために音楽ジグソーパズルを楽しんだプレイヤーが少ないのではと考えました。(あほなのですけど)

加えて音楽ジグソーパズルなのですが、前作はSF迷路ゲーム的な映像・画像となっていましたので、chair houseさんの曲の雰囲気にもあっていなかったとの反省があります。

本アプリのコンセプト

上記分析をベースに本音楽パズルアプリのコンセプトを下記の3つとしました。

1.スタート後すぐに音楽ジグソーパズルを体験できる

題名およびストア提示情報を見て興味を持って頂いた方が、アプリスタート後にすぐに音楽ジグソーパズルを体験できるようにしました。音楽の断片を聴いてどの曲のどの部分であるかをすぐに考えて頂くようにしました。

2.デザイン的に優しく綺麗にする

曲の雰囲気に合わせたふわもこな感じのアプリにしました。まあ、Marvelous Techniquesアセットを使ってみたかったというのが本音ですけど。

3.最初はパズルを簡単にする

アプリスタート後には、まずは簡単に解けるパズルを出して、音楽ジグソーパズルに慣れて頂き興味を持って頂けるようにしました。

使用アセット

画面デザイン用の有名アセットであるMarvelous Techniquesアセットを使いました。このアセットはプロのデザイナーの思想が明確に示されています。すなわち、勝手な色を使うなということ。単色もグラデーションも全てが定められているのです。

ただ、ちょっとあまりに難しいので、自分的に勝手な使い方をしていますが、まあなんとかそれらしく使わせて頂きました。

 Marvelous Techniquesアセット

本アプリの内容

美しい画像と美しい音楽を組み合わせた新しい概念の音楽パズルです。
2分間の長さのピアノ即興曲を5等分して、音楽エレメントとしてパズル内に配置しました。このエレメントを調べ、ジグソーパズルのように正しい曲の順番となるようにゴールエリアに戻してください。

音楽はchair houseのピアノ即興曲を使っています。あらかじめ準備された音学ではなく、その瞬間の想いのままに演奏される即興曲ですので、彼がその瞬間に感じていた時の流れが、そのまま音楽に閉じ込められています。ひとつひとつの音楽エレメントの中の音楽の断片に流れる彼のこころの流れを感じることでパズルを解くことができるようになると思います。

パズルのシーンの画像は全て、Marvelous Techniquesツールの基本コンセプトに沿った形でのパズルシーン構築を行なっています。

100を超えるパズルステージを準備しました。美しい映像空間の中で、美しいピアノ音学のパズルを楽しんでみて下さい。

本アプリの状況

という経緯で創られたアプリですが、残念ながら流通はしていません。アプリ題名がAppStore内で全く興味を惹く題名ではないからでしょうかページ参照数自体が少ないです。

まあ広告も売っていませんが今しばらく静観する予定です。

最後に

本アプリをもって音楽アプリの可能性探索活動は終了となるのでしょう。今後は3つの音楽アプリの流通状況を見ながら必要に応じた対応を進めていきたいと考えます。

そして当面の開発に関しては海戦系リアルタイムシュミレーションアプリに集中していきたいと考えます。

以上