はじめに
ちょっと今日は時間が取れずあまり進展がありませんでした。ワールドカップ熱戦の反動からかどうも睡眠時間が増えてunityのための時間が取れていません。暑いですしね。
今回はちょっと主砲射撃照準方式で新しい試みを実施してみましたので紹介させて頂きます。
上空視界による主砲射撃照準処理の創りこみ
戦艦決闘アプリを創る際に問題となるのが主砲射撃照準です。本アプリでは、昨日紹介させて頂いたように、少し割り切って上空から俯瞰する視点の中での主砲射撃照準の仕組みにしています。
そしてそれをそれらしく見せるための主砲照準マーカーを海面上に表示するようにしました。少しこのアプリに慣れてくると、この照準マーカーを見ることによって主砲射撃命中率を上げられるようになると考えています。
下記図の中央の黄色い球と白い同心円はプレイヤー戦艦の主砲照準マークです。その上に見えるのは敵戦艦とその戦艦の動き予測表示です。プレイヤーは敵戦艦の速度と進路方向と、射撃距離による砲弾到着時刻予想から、どの場所に主砲砲弾を撃ち込むかを決めます。
かなり照準を敵戦艦の進路に合わせてきました。
この照準で主砲発射すればたぶん命中するでしょう。
敵戦艦と主砲照準マーク位置が離れている場合にはこの上空視界照準モードにはならず、通常の水平視界内での主砲照準操作となります。
主砲照準マークが敵戦艦に近づくと自動的に上空視界照準モードに切り替わります。
照準を合わせて主砲照準マークが敵戦艦にさらに近づくと敵戦艦の動きを示す戦艦の動き予測マークが表示されます。
この照準方式により、かなり主砲射撃照準はやりやすくなったと自分は感じていますが皆様にはどう評価されるのでしょうか。まだまだブラッシュアップは必要ですけど雰囲気はかなり来ています。
主砲砲弾追跡カメラ機能の創りこみ
やはりここはアプリの見映え、迫力の観点で最も重要な部分なのですぐに凝って創ってしまいます。まあ一番楽しい作業と言っても良いでしょう。なので、ここからまだ先へは進んでいません。
主砲砲弾を追跡するカメラの位置や視点対象およびタイミング等の調整を行って迫力ある場面抽出に力を尽くします。まだ砲弾が命中した場合の爆発処理は正しく創りこまれていませんのでその部分の迫力はありませんが、それでも戦艦大和の主砲一斉射撃による9つの主砲砲弾が敵戦艦ビスマルクに向けて飛んでいく姿は見えるようになってきています。(本当は戦艦大和は9門同時斉射はできなかったようですけど)
下の連続する図に主砲砲弾の追跡視点例を示します。敵戦艦周辺に敵戦艦動作マーカーや主砲砲弾照準マーカーが表示されていますが、最終的にどうするかはわかりません。とりあえずは雰囲気が良いので残しています。
継続して実施すべきこと
まだまだこれらの機能周辺で創りこむげき機能は多々あります。主砲砲弾命中の処理。戦艦の損害発生時の処理。
敵戦艦の動作の仕組み創りも必要です。現在はTANKSNETWORKINGアセットのタンク動作をそのまま流用していますから。ただこの枠組みで動かさないとネットワーク対戦時にうまく動きませんので勝手には創れません。
それと気になるUnityハングアップ不具合が出ています。macをリスタートしても直らない。シングルプレイヤーシーンのあるオブジェクトを修正しようとするとunity全体がハングアップしてそのまま死んでしまうのです。マルチモニターでのMono-Developのバグ修正版なのですけど、何度もこのバグ対応(ライブラリの中の特定ファイルを消すという作業)を行わなければならないのでこれが原因でしょうか。戦闘シーンの修正ができないという状況。これは苦しいです。何とかせねば..
現在できていることの整理(進展無し)
1.3種類までの軍艦を選択して登場できる仕組み
2.シングルモードで戦艦を自在に操艦操作する
3.ネットワーク対戦モードで戦艦を自在に操作する
4.主砲射撃制御:戦艦主砲による同時斉射処理およびパーティクル創りこみ
5.スマホ上でのタッチ処理による操作
6.シングルモードでのプレイヤー戦艦の主砲照準と射撃処理
現在できていないことの整理
1.インターネット接続を想定した遅延時間増の場合の動作調整
2.今回創りこんだ戦艦周りの各エフェクトのネットワーク対戦での確認
3.ネットワーク対戦モードでの敵戦艦の主砲射撃処理
次に実現を検討すべきことを考えてみる
シングルプレイヤーモードでの主砲射撃照準&射撃処理の完成度向上(継続)。
最後に
ちょっと停滞気味ですがなんとか続けられています。進展があればここでまた報告させて頂きます。
以上
参考:海戦関連のアプリを紹介しておきます。
戦艦決闘空間:何といっても第一人気です。
潜水艦決闘空間:最新アップデートでかなり好評価されています
空母決闘空間1942:かなり良くできていると評価を頂いています